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2009.10.05 Monday
3D Surroundで知る
国慶節について、かなり長々と書きました。
10月1日、中国の国慶節という日に
友人3人はチベットにて
そして更に1人が北京にて。
同時期に、同じモノを、違う場所から見ていました。
彼らの日記をリンクで並べ、読み比べができるようにしたいトコなのですが、
今は、諸々の事情があってできません。
そのうちやります。
なぜそんな『リンクを貼って、読み比べしてみ』という事がやりたいのかと言うと、【事実を多面的に見ないと、真実は見えない】からです。
いや、多面的に見ても何も見えない時だってあるけれど、
色眼鏡を掛けさせられているのに気付くには、それが必要だし、
ある一面だけしか見てないよりかは、ずっと良い。
“イジメ”に対し、
『イジメる側からの視点』からだけの意見や
『イジメられた側の視点』からだけの意見。
『親御さんの立場』からの意見に
『校長先生の立場』からの意見。
『教育委員会の立場』からの意見。
そのどれもが、単独では問題解決に繋がらないのと同じ。
彼らの日記を読み比べれば、少なくとも
【10月1日に起こった出来事】は、
“in 北京”と“in チベット”からのステレオ音声になる。
ただ、日本に暮らしている僕らは、それを『3D Surround』へ、
更なるバージョンアップさせなければならない。
日本はあらゆる情報で溢れていて、本屋さんへ行けば
腐るほどの本が1000円そこらで販売されている。
そして、それらを買うのに
身分証明書もいらない。思想の確認をされる事もない。
手にとってレジへ行き、必要なお金を払いさえすれば、すぐに手に入る。
極めて自由。
国内で自由に得られる情報と、
実際に現地へ行った人の言う事、書く事。
そういった『違う視点・違う場所・違う環境』様々なものを多面的に見て、
感覚をよりニュートラルに近付け、
正邪の判断を下し、行動に落とし込む。
これは日本に暮らす者の責務だと思います。
インターネットが生活インフラとして広く浸透し、世界は何だか狭くなったように感じるけれど、それはある側面では、やはり『感じている』だけ。
確かに、今までよりも情報が広がる速度は早くなったし、
スカイプやナンやを使えば、今すぐイタリアの友人と話ができる。
ただ、そのせいで闇はより目立たなくなってきた。
『世界は狭くなった』という感覚が招いた弊害の一つです。
だから余計に、【情報を多面的に捉える】必要があると思います。
多分、ネットで得られる情報は寄りに寄ってると思う。
僕らは“グローバル化”や“国際社会”という言葉に酔わされて、
目隠しをされている事に気付いていない。
今、この瞬間も、悲しんでいる人がいて、泣いている人がいて、
苦しんでいる人がいるというのに、僕らは何も見えちゃいない。
100の悲しみを知り、1の幸せを感じる。
そんな時代はもう終わったと思っていたけれど、まだまだ足りない。
100の悲しみが100の幸せを教えてくれるなら、まだ良い。
でも、真のグローバル化、真の国際社会とは、
1の悲しみが100の幸せを教えてくれる事を意味するのだと思う。
その為の一歩が、この日本ではカンタンに手に入る。
自分の意思でアンテナを立てれば、いとも簡単に。
危うくも、それなりに暮らしていける日本にいる僕らに
突きつけられている見えにくい課題
【99の悲しみを消せるか?】
その為のプランと行動は、今すぐに必要だと思う。
2009.10.01 Thursday
中国 建国60周年 国慶節 〜その6〜
一服してきました。
さてさて、
音楽の勉強を一生懸命やっている友人に
『君、ビジネスを勉強した方がエエで。』と言うのは
“よけいなお世話!!”です。
しかし、その本人が
「オレ・・・ビジネス勉強しようと思うねん。」と言って、ビジネスを始めたなら、
ビジネスの勉強をした方がいいし、また、ビジネスのルールを守らないといけません。
『僕は詐欺師だよん』という人が、ニセモノのブランド品を売りつけてきたら
「うわ〜〜〜〜、最悪や!!」となりますが、
『僕は真面目にビジネスやってます』という人が同じことをしたら
「ゴルァ!!!!!アカンがな!!」となります。
基本的人権や、男女平等、資本主義、自由主義というのは、
もともと日本にはありませんでした。
江戸時代までは、お殿様がおった訳です。
しかし、自由主義や資本主義というシステムで発展してきたアメリカから
『ペリーさんの黒船』がやってきて、「エ、エ、エ、エらいこっちゃ〜!!」となり、
日本は資本主義や自由主義を取り入れる、という歴史を歩んできました。
現在、この自由主義や資本主義、基本的人権、平和主義、などなどのシステムが
世界で一番発展していて、それなりにちゃんと機能していますし、
僕らは子供の頃から、それらが正しい、正しい!、正しい!!
っと教えられてきましたので、『それが正しいぜ!』と、盲目的に信じている傾向があります。
・・っが、これは他国に押し付けて良いモノではないと思います。
他の国にとって、それが必ずしも正しいとは言えません。
中国にとって、資本主義や平和主義が、必ずしも正しいとは限りませんので、
押し付けてしまうと、“よけいなお世話!!”・・・です。
しかし、中国は、去年・・・
【平和の祭典、オリンピック】をやってしまった。
次は万博までやってしまいます。
そして自分の口から、『僕らは先進国の仲間入りを果たした!!』っと、言ってしまいました。
あ〜・・・クールポコっちまった。
自分で言ってしまい、オリンピックまでやってしまった。
。。。という事は、【守らなければならないルール】がありますので、守って頂かないといけません。
基本的人権、平和主義、などなど、
『オリンピックを開くのに相応しい国』でないと、アカンくなってしまいました。
チベットやウイグルに対し、平和的解決をしなくてはいけません。
武力による弾圧は、してはならない。
だって、『オリンピックを開催してしまった先進国』だから。
もちろん、アメリカやロシアだって戦争してます。
オリンピックをやってしまって、先進国であるにも関らず・・・です。
だから、周りの国々からヤイノヤイノ言われます。
その声を無視する訳にはいきません。
中国も、その土俵に上がってしまった訳です。
昔のままなら、
チベットやウイグルに対して、自治区と言いながら武力による弾圧を行っていたとしても、
『古い体制の国やからなぁ・・・、アカンとは思うけど・・・、う〜ん・・・』
でした。
でも今は、オリンピックをやってしまって、万博まで予定されていて、先進国の仲間入り、
経済大国の中国様です。
チベットやウイグルに対して行っている事に対し、
『おいおい!!そらアカンで!!』
・・・っと言われたら、それを無視する訳にはいかなくなってしまった。
まして、国慶節だからと言って
海外旅行者をチベットから追い出すなんて・・・先進国っぽくないですね。
しかし実際には、武力による弾圧は現在でも行われている様子です。
アカンですね。平和の祭典をやっちまったのに、“弾圧”はよろしくない。
友人3人は、それを見に行っているのだと思います。
誰かが暴く必要がありますし・・・、チベット人の持つ仏教文化というのは、とてもレベルが高いです。
極めて標高が高い場所に位置する国で、壮大な景色がたくさん見られるそうですが、
色彩はかなり地味な印象があります。しかしながら、非常に色彩豊かな美的感覚を持ち、
仏教の教えを守って、質素にたくましく暮らしている民族です。
実際に見た事はなく、ドキュメンタリー映画や書籍で知っただけの僕ですが、
相当に高いレベルの文化を持った、尊敬すべき民族なんやなぁ、という印象を持っています。
そして、彼らは、日本人を非常に高く評価しているそうです。
『勇気と誇りを持った侍の国、日の出づる、極東の神の国、日本』
おいおい、そりゃ言い過ぎやで。
っと思いましたが、現地に何度も行っている友人の話では、
ホントにそう思っている方々がいるそうです。
友人3人は、そんなチベット人を放っておけないのだと思います。
彼らはその為に、自由の効く仕事を選び、この時期を選んで現地に行っています。
本音を言うと、僕も行きたいと思っている国なのですが、現在は準備中といった感じで・・・
この日記は、その3人の友人の1人から、『オレの代わりに日記を書いてくれ』と頼まれ、書きました。
中国は入国を“実質的には”制限している。という事を伝えて欲しいと頼まれたからです。
彼らがいつ帰ってくるか、現在は不明です。
ヘマこいて強制退去命令を食らったら、間もなく帰ってくるでしょうが(爆
どうなるかは分かりません。
恐らく、何らかの媒体で、何らかの情報を持ち帰ってくると思います。
その時は、本人が日記を書くでしょう。
その日記へのリンクを、このブログからも貼る予定です。
年内には帰ってこれるかな?
どうか分かりませんが。
まぁ、そんな訳で、
明日からはまた、気まぐれでポヨピヨな、グ〜タラ日記に戻ります。
2009.10.01 Thursday
中国 建国60周年 国慶節 〜その5〜
チベットやウイグルに対して、軍事的な圧力をかけているなんて!!
中国はアカン奴や!!許さへんで!!
そうお考えの方や、そのようにお感じになられている方が多いと思います。
確かに、チベットやウイグルは、“自治区”です。
自治区なので、中国からの干渉を受ける事無く、自分達の事は自分でやる。
そういう対応が求められて然るべきだと思います。
さてさて、中国側から考えてみます。
モンゴルの上には、超大国ロシアがおります。
ウイグルの向こうには、パキスタン、タジキスタン、ウンタラスタン、といった国々がおります。
チベットの向こうは、インドです。
そして東には、北朝鮮や、我が国日本がおります。
日本は弱小国家だというイメージがありますが、もうちょっと細かい表現をすると、
『弱小国家にしておかないと厄介な国』です。
識字率が高く、教育水準もそこそこ、外国に借金をしていない、などなど
中国にとっての日本は、『叩き伏せたまんまにしとかんと厄介な国』ではないかと感じます。
中国のまわりには、厄介な国がズラリと並んでいます。
そんな国と、『直接お隣同士にはなりたくない。』
そんな風に思いませんか?
ややこしい家族の暮らす騒がしい家と、隣同士はちょっと。。。
せめて一軒、他の家を挟みたい。
そんな感じでしょうか?
そして更に、『できればその隣の家をコントロールし、厄介な家族をウォッチしておける環境が望ましい』
中国には、中国に暮らす仲間達を守らなくてはならない、という使命があります。
他の国は二の次、まずは自分の国の仲間達を守る。
それが政治家や統治する人間の仕事です。
日本は島国なので、周りは海です。敵は歩いて入って来れません。
中国は大陸なので、周りは陸です。敵は歩いて入って来れます。
だから、周りの敵は、【徹底的に叩き潰しておく】必要があります。
中国人は残酷だ!!と言いますが、
一方で、
中国人は、仲良くなると、とことん仲良くしてくれる。とも言います。
それは、島ではなく、大陸で生き延びてきたからではないか
と、僕は考えています。
敵は徹底的に叩き潰す。
そして、敵と味方の間に、クッション役を置いておけばより安全。
仲間は大切。絶対に守る。
そのために、他がどうなろうと知った事ではない。
こういう視点で、もう一度、チベットやウイグルを見たとき、
「あ〜。。。そういう事。」という点が、いくつか浮かび上がってくるのではないかと思います。
つまり、チベットやウイグルに独立されると、安全保障問題上、厄介だし、
世界の多くがチベットやウイグルの味方につくのも厄介。
そんな感じですね。
そして、それに対して日本や我々は、
実は、『そんなんアカンで!!』とは、言えません。
内政干渉とまでは言いませんが、お隣の国が自国の安全のためにやっている事を、
他の国がヤイノヤイノ言ったって、無駄です。
そんなんアカンで!!とは言えない。
言えない・・・
ホントは言えないハズなんですが・・・
中国は、クールポコってしまった訳です。
やっちまった訳ですよ。
だから、今なら
『そんなんしてたらアカンで!!チベットやウイグルに“悪い事”すんな!!』と言えます。
だからそこ、僕の友人3人は、現在チベット周辺におる訳です。
それは何か?
一体、何をクールポコっちまったのか。
ちょっと一服してから、また書きます。
2009.10.01 Thursday
中国 建国60周年 国慶節 〜その4〜
自作自演。
たとえば、趣味の悪いたとえ話ですが、
好きな女性がいたとしましょう。
その女性に、振り向いて欲しい・・・。
さぁ、趣味の悪い男はどうするか?
友人に頼んで、“その女性を襲ってもらう”訳です。
そこへオレ様が登場!!
暴漢役の友人を叩き伏せ、憧れの女性を助ける!!
女性は助けてくれた男性に・・・
って・・・いやぁ、趣味が悪いですね。
申し訳ないです。
しかし、中国はそれをする可能性がある。
去年と今年、チベットとウイグルでデモが起きたというニュースがありました。
もしかしたら、自作自演かもしれない。
つまり、中国人がデモを起こし、中国の軍隊がそれを解決する。
もしくは、デモを起こさざるを得ないような究極の状況に追いやられ、
“意図的にデモや暴動が起こるようにセッティングしてから”、それを中国の軍隊が解決する。
すると、世界はチベットやウイグルに対し、
【デモを起こす国、民族、まるでテロリスト】という印象を持つ可能性がある。
中国にとってはその方が都合が良い。
しかも、自作自演だから、
大事な国慶節が失敗する可能性は、最初から無い。
・・・これは、あくまでも
僕が想像する、【友人3人が、危険を冒してチベットに行った理由】です。
想像ですので、違うかもしれません。
タダの観光だったりして(爆
いや、これは取り消します。タダの観光で命は懸けられんでしょう。
間違いなく、
『国慶節の間、中国はチベットに対してどういう振る舞いをするのか?』
それを見るためでしょう。
実は、中国共産党がチベットやウイグル、モンゴルに対して
軍事的な力でもって、強烈な圧力を掛けているのには、いくつかツッコミを入れるべき点があります。
次はそれについて書きます。
2009.10.01 Thursday
中国 建国60周年 国慶節 〜その3〜
国慶節ってナンやねん??
それはね・・・一言で言うと“シルバーウィーク 中国版”でござんす。
国によって定められた祝日で、その日を含めて一週間ほど
お休みになるそうです。
夏休み後、まだ一ヶ月しか経ってないのに大型連休ですわ。
まぁ、シルバーウィークを先に過ごした日本が他国の事をヤイヤイ言えませんね。
ただ、日本と決定的に違う点があります。
それは、【中国が自国民に対して権威を誇示し、鼓舞する】という目的を持った祝日である。
という事です。
簡単に言うと、
『我が国、中華人民共和国は、強い!!スゴイ!!ヤバイ!!偉い!!
どや!?我が国の民よ!!ワシらはゴツイ国なんやでーーーー!!!!』
というのを、国内に示す訳です。
だからこの時期になると、中国共産党は、なんやイロイロとネタを考えるみたいです。
今年は【60周年】というキリの良い年なので、10年ぶりの軍事パレードがありましたね。
なんでわざわざそんな金の掛かる事を・・・という疑問もありますが、
まぁ、パレードをする目的はイロイロあるのではないかと思います。
日本でたとえると、
某内閣総理大臣が、“支持率が下がってきて危なくなってきた時”に、
『消費税は上げません!!しかも、給付金まで配っちゃいます!!
大丈夫、私はスゴイ男なんで、任せてちょ〜〜〜!!』っとやったとします。
すると、自国民に対して“安心を売れます”ね。ちょびっとやけど。。。
中国も、国民に対して“安心を売っている”訳です。
『我が中国共産党に任せんかい!!』っといった感じでしょうか。
裏返すと、“支持率が下がる”などなど、なんか危ない要素があるのかもしれませんね。
【スゴイという事を誇示しないと、危ない部分がバレちまう】
そんな思惑があるのかもしれません。
あくまで、僕の勝手な妄想です。
まぁ、なにはともあれ。
国内を中心に、国外にも、【ワシら中国はズゴイで!!ヤバイで!!ゴツイで!!】
というのを見せ付けないといけません。
だから、失敗は絶ーーーーーっっっっっっっ対に許されない。
チベットやウイグル、モンゴルなどで、暴動やデモが起きたり、
ナンやよく分からん海外からの人間に邪魔され、台無しにしてまう訳にはイカンのです。
完璧に始め、完璧にこなし、完璧に終了させねばならない。
っとなると、当然、警備は厳しくなります。
ましてチベットやモンゴル、ウイグルに、訳の分からん日本人を放置できません。
タダでさえ、デモや暴動を警戒しないといけない地域なのに・・・。
だから、僕の友人3人は
『明日中にチベットから出て行きなさい!!』
という命令を下された・・・という訳ですね。
訳の分からん日本人ですから。当然でしょう。
さてさて、しかし友人3人は
何年も前からチベット問題に取り組んでいる連中です。
国慶節の時期、ましてや60周年。
『チベットに入ったとしても追い出されるだろう。』
というのは、十分に予測できていたと思います。
なんせ、特にチベットに行った事もなく、
チベットを専門に追いかけている訳でも無い僕でさえ、
それを想像できましたので。
彼らならすでに予想していたハズ。
なのに、ナゼ行ったのか???
それにはいくつかの理由があると思います。
次は、それについて書きます。
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